2024/03/22 13:21『ネクスト・ゴール・ウインズ』を観た
「弱小チームが
とあるきっかけで奮起し
ジャイアントキリングを起こす」
という、スポーツ映画の王道を
タイカ・ワイティティ監督が
どのように描くのか期待したが
良くも悪くも
『タイカ・ワイティティ作品』
だった
監督の特徴である
緩いコメディの主張が強く、
スポーツのカッコ良さみたいなものは
あまり感じられなかった
また、実話が元になっているんだから
調べればわかることなので
事前に調べなかった自分も悪いのだが、
サモアの代表メンバーの中に
『ファファフィネ』という
第３の性別を持つ方がおり、
この方のドラマが
物語を半分ぐらい占めているのが
自分にはどうも合わなかった
決してファファフィネの方を
どうこう言いたいわけではない
そういうことではなくて、
『スポーツドラマ』
だと思ってこの映画をチョイスしたので
そっちの路線のドラマが絡むという
心の準備ができてなかった
『弱小チームの逆転ドラマ』なのか
『ファファフィネの選手のドラマ』なのか、
どっちか１つに絞ってほしかったなと
あくまで個人的には思う
全体的に決してダメではないのだが、
俺はもう少しアツくなりたかったなという印象
監督の大ファンだという方、
コメディ要素の強いスポーツものが観たい方は
楽しめるだろうが、
そうでなければ
数あるジャイアントキリングものの
スポーツ映画の中で
今作を選ぶ意味は無いと思う
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