2022/06/19 02:16『ドクター・ストレンジ/
マルチバース・オブ・マッドネス』
を観た
サム・ライミ監督が
『スパイダーマン３部作』
以来約20年ぶりに
アメコミ映画の監督を勤めるということで、
アメコミ映画の中で
サム・ライミ監督版スパイダーマンが
最も好きな映画シリーズである
俺としては
かなり期待していた
そして実際に観た結果、
非常に面白く、
とても満足できた
しかし、観る前に期待していた内容とは
ちょっと…いや、だいぶ違った
俺が初めて
『スパイダーマン１』
を観た時は
まだ小学生だったので、
サム・ライミ監督が
普段はホラー映画界で活躍しているとか
そういう知識はまったく無かった
ただ単純に
スパイダーマンというヒーローの
カッコ良さ、
ピーター・パーカーという青年の
苦悩に衝撃を受け、
すっかりスパイダーマンファンに
なってしまったのだった
その記憶があったため、
再びサム・ライミ監督が
アメコミ映画を製作すると聞いた時、
俺はまたヒーローのカッコ良さや
苦悩を堪能できるのかと期待した
結果、確かに
ドクター・ストレンジのカッコ良さは
存分に発揮されていたし、
苦悩も充分描かれていたが、
何より描かれていたのは
サム・ライミ監督本来の持ち味である
ホラー性であった
この『MOM』、
とにかく演出が怖い
ヒーロー映画らしからぬ
おどろおどろしい雰囲気が漂っており、
ホラー映画かと勘違いするシーンもある
アクションシーンも
MCU史上最もグロいんじゃないかと思う
凄まじい殺し方で、
「ド派手なアクションで
スカっと爽快！」
という感じではない
それでも前述のとおり
カッコ良いシーンもあるし、
これはこれで
俺は楽しめたが、
人によっては
求めているものと違うと感じるかもしれない
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