[1]ゆとりん@MVあ5l9jku3vtjc
2022/02/06 18:27
『東京核撃』

東京都 板橋区に住む
佐原一家

妻の佐原 祐希は
台東区のバイクショップで働いており、
夫の佐原 眞人は
港区の企業に勤務、
子供の宗太・ゆいは
自宅近くの保育園に預けられている

ある時、祐希が
バイクショップで
いつものように
店長のセクハラを受けていると、
Jアラートが鳴った

近隣国から
核ミサイルが発射されたのだ

店長は
「どうせ落ちてこない」
と決めつけ、
店員はパニックに陥るが、
祐希だけは違っていた

実は佐原家は
警戒心の強い眞人によって
日頃からJアラートが鳴った場合の
行動を叩き込まれていた

こうして本当に
核ミサイルが着弾したものの、
適切な対応をしていた祐希は
着弾による負傷は避けることができた

しかし、落ちてこないと決めつけ
何の対応もしなかった店長と
パニックに陥って
適切な対応をしなかった店員は即死

街も崩壊してしまった

祐希は
眞人に叩き込まれた
核ミサイル着弾後の行動を
適切に守りつつ、
家族と合流すべく崩壊した街を行く…

もしも日本に
核ミサイルが撃ち込まれた場合、
どのように行動するべきか

それがわかる漫画がこれ

この漫画が
連載開始したのは2018年

2017年は
北朝鮮が頻繁に
核実験を行っていた年であり、
そういった状況を受けて
企画された漫画だろう

そのため、
『面白い漫画』かと言われると
決してそうではない

作者の細野 史羽先生は
この漫画以外の作品を描いておらず、
正直あまり画力が無い

また、
色々とご都合主義な展開も多く、
「そんなに上手くいかねぇだろ」
と思うシーンも多々ある

だが、そういった点を踏まえても
我々の知らない核ミサイル着弾時、
着弾後の対処法を知ることができるのは
大きな利点だと思う

地震や火災時の用意はしていても
核ミサイルが発射された時の
用意をしている
家庭は少ないのではないか

残念ながら日本という国は
いつ核ミサイルが撃ち込まれても
おかしくはない

その万が一に備えるためにも、
この漫画に目を通しておいて
損は無いと思う

全1巻

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