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神スレ認定
[346]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:37

ぼーっとした景色が見えた。
白い天井…ベッドに寝ている…?
カーテンの隙間から差し込む光が眩しい…

ゆっくりと体を起こしてみた。
ここは何処だろう…
傷を負ったところには包帯が巻かれているみたいだ…

目の前のドアが開いた。

「あ!」

そこには笑顔のギルガメッシュ(男子1番)がいた。


[345]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:37

「ママ!!助けて!!」


やっと出たその声に母は慌てて二階へと駆け上がってきた。

「あなた…何してるの…!」





すぐに両親の離婚が決まった。
父は最後の日、私をじっと見て背中を向けた…

あれからだろうか…
人と言う者が信じられなくなった。
大好きだった…一番頼りにしていた父が自分の嫌がることをした。
自分の欲のために…



「ケコ・・・・・・」


パパ・・・・


「どうしてだ…パパはケコが大好きなだけなんだ…」


ごめんね…


[344]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:36

「嫌って言ったらみんなやめてくれるよ」


「もしものことがあったらパパにいうんだよ?」


嘘つき・・・・・・・



いつものように服を脱がされ、
口を押さえられた。
私はなんとかしようとして手をジタバタさせ、物音を立てようとした。
しかしその手も父に押さえつけられた・・・・
そのとき口から手が離れてくれた。


[343]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:36

父は家に帰り夕食を済ませると自分の部屋に篭っていた。
私がこっそり寝ようとしても、隣の部屋なので気づくとすぐに部屋に忍び込んでくる。
それを母は知らなかった…

あれから父はしょっちゅう私を求め、嫌がる私を無視して自分の欲を満たしていた。
声が出ないように口を押さえつけられ、助けを求めることもできなかった…


[342]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:35

「パパ、痛いよ」

「こうしてたらね、痛さなんてなくなってくるから」


その日から父は私の胸を揉み続けた。
でもこれは、きっと自分のためにしてくれているんだ。
と。私は思っていた。

父は中学に上がっても私のベッドに入り、胸を揉み続けようとしていた。
私はさすがに気持ち悪くなり、初めて父を拒否した。
すると父は私の服を脱がせた・・・・

「パパがせっかくケコを思ってしてあげているのに断るのか?」

私を無理矢理犯そうとする父を前に、私は驚きと怖さで声も出ず、動けなかった。
そして父は私の処女を奪い満足気な顔をして部屋を出て行った…


[341]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:35

夜、父は以前のように私のベッドに入り、私が眠るまで隣にいてくれた。
そっと父の手が胸に触れた。

「ケコ、少し胸が大きくなったんじゃないか?」

「うーん…」

「学校でイジメられたりしていないかい?」

「ケンタって子がね、私の筆箱隠したりするの」

「もしものときはパパに言うんだよ。助けてあげるから。
 それに、嫌なときは嫌って言うんだ。
 そしたらみんなやめてくれるよ。きっとその子だって同じさ」

優しくそう言ってくれる父が大好きだった。
その後父は突然私の胸を揉んだ。
まだあまり大きくはなく、少し痛んだ。


[340]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:34

鍵が開く音がした。

「パパ!!」

1人の少女が嬉しそうに玄関まで走って行く。
玄関には大好きな父の姿。

「お帰りなさい!!」

「ただいま!ママは??」

「ママはお買い物だょっ」

「そうかー」

父は久しぶりに会う少女を抱き上げた。

「ケコーパパが出張の間いい子だったか?
 さすがにもう大きくなったから抱っこはキツイかー」

少女、ケコは笑顔で頷いた。


[339]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:21

生きられる・・・


そう考えただけで、気持ちが晴れた。
自分たち4人だけが生きるのはどうかと思うが、
この地獄から開放されるのだ…


「すうせんが怪我してるんだ。少し話でもするか?」

黄金騎士が声を出したので脱出の話は1回切り上げたとわかった。

「大丈夫だぞ」

「嘘つき。すうせん寝てないじゃん」

「・・・・・」

すうせんはスネたように横になった。
その姿を見て、3人はクスクスと笑い
装置組み立て図を見ながら作業に入った。
そして怪しまれないように話もすることにした・・・・・

【残り9人】


[338]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:20

『脱出?』


マヤがそう打ってみせたのを黄金騎士は読み取ると頷いた。

『ゲームさえ終わればこの島は空。
 そのときに逃げるんだ』

『でも、外すのに時間かからない?』

『まぁ、少しの時間でいい。
 ほとんど出来ているんだ。俺が集めた部品を組み立てて装置を造る。
 それだけでいい』


[337]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:20

「嘘…マヤ…マヤ・・会え…やっと…マヤぁ…!」

まくらはマヤに抱きついた。
マヤも涙を流しながらぎゅっとした。




「すうせん、それ・・・・」

「…ケコにやられた。」





黄金騎士はすうせんを座らせ、マヤとまくらにも座るように命じた。
そして人差し指を口元に当て、携帯電話に文字を打ち込んだ。

『実は、首輪には盗聴器がついている。
 だから聞こえないように話す。わかったか?』

3人はわけもわからず頷いた。

『俺はとあることでこの首輪の仕組みを知った。
 これでこいつ(首輪)を外せる。』

首輪が外せる・・・・ということは・・・・・


[336]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:18

「ま、待って」

「…ごめん」

2人はこの2つの声に聞き覚えがあった。
いつも近くで聞いていた声・・・・・・


「黄金騎士君…足速い…」

「え…とりあえずもうすぐ抜けるっぽいし先で休もう。」

この言葉で2人は喜びを確信した。
そして、飛び出した。


「まくら!!」

まくら(女子6番)は今目の前に立っている人間をじっと見た。
そして目からじわじわと涙があふれてきた。


[335]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:12

「わかった…少しだけじゃあ手伝ってくれ。」

マヤは頷きすうせんを支えた。

「そんなに歩けないのは事実でしょ。
 だから少しまた様子を見よう。」

そう言って逃げ場のないところなのでマヤは少しだけ動き
相手が出てくるはずの林の近くに隠れた。


「見つかるぞ…」

「神様信じてみよ」

神様なんて、このゲームに自分たちを放り込んだ時点で信じられなかった。
けれど、今回ばかりは祈りたい・・・・・・


[334]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:11

「何言ってんの!私、すうせんに死んでほしくないよ!
 後からって…その傷じゃ会えなくなるかもしれないんだよ?
 そんなの嫌だ!だって、だって私は・・・・・!」

言葉が詰まった。
“すうせんが好きなの、だから生きてほしい”と言いたかった。
だけど今言っていいのだろうか?
みんなが死んでいく中、口にする言葉…?
それを考えるとのどの奥で詰まってしまった。


[333]パンツパーク◆QoeunprWLM
2018/01/03 02:11

「おい、移動だ」

突然すうせんが言った。

「え?どうして?ここでもいいんじゃない?」

すうせんはレーダーを見せた。

「2人組がこっちに来ている。
 2人だと戦う気がない仲良しグループかもしれないけど
 もし今攻撃されたら死ぬぞ」

「そうだけど…」

「疲れてるよな…ごめんな。
 そしたらマヤ、こうしよう。
 俺は必ず後から追いつく。だからお前はイングラムとレーダーを持って先に行け。」

その言葉を聞き、マヤは激しく首を横に振った。


[332]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/12/31 23:00

マヤ(女子7番)は
すうせん(男子4番)を支えて歩いていた。
しかし、2人とも疲れがたまっていたためそんなに歩くことも出来ず、ケコと遭遇した場所からほんの少し離れた島の端の方へ来ていた。
すうせんの怪我が予想以上に酷く、長時間歩くことは避けたかったが
もしかしたらケコが戻ってくるかもしれない…ということで移動したのだ。

マヤは腕に傷を負ったが幸いにも軽症だった。
いつもとは逆でマヤがイングラムを、
すうせんがレーダーとブローニングを手にした。
そしてデイパックには弾丸とボウガンを入れておいた。


[331]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/12/31 22:12

小鉄はさとみの腕を掴むように空中で腕を伸ばし、
そのまま崖の下へと身を投げた・・・・・・



ゆとりんは体があちこちに折れ曲がっている小鉄を見て死んだと確信した。
いつものようにその場を離れようとしたが、
後ろには東大ニート(男子23番)がいた。
まるで一部始終を見ていたかのようにニヤニヤしていた。


「これ、なんだかわかるか?」


東大ニートはそう言って、メモの付録として付いていた手榴弾をゆとりんに向かって投げた。
ゆとりんはいったい何を投げられたのかわからず、それが落ちてくるのに逃げなかった。

ゆとりんは一体、変われたのだろうか…


男子14番 小鉄
男子19番 ゆとりん
…死亡

【残り9人】


[330]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/12/21 14:36
また再開するからあげとく

[329]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:35

「お、おい…殺し合いはしたくないんだ…!」

小鉄(男子14番)はじりじりと後ろに下がった。
目の前の男、ゆとりん(男子19番)はカマを構えて近寄ってくる…

「ゆとりん君!僕らが殺しあうことないだろ?そんな必要ないんだよ!」

ゆとりんはそれに答えるように、小さな声でつぶやいた。


「変わる…んだ」


そう言ったかと思うと、ゆっくりはまっすぐに小鉄の方へと歩き出した。
小鉄の後ろは崖。
落ちたら死ぬのがわかるほどの高さ…
ふと、さとみの顔が浮かんだ。



「さとみちゃん・・・・・」


[328]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:34

ケコ(女子10番)はフラフラと歩いていた。
さとみ(女子4番)に撃たれた傷がさっきよりも痛み出したのだ。
もちろん、狂ったマヤ(女子7番)が撃った弾もかすったかもしれないが…

意識が朦朧としてきて、

あぁ、もう終わっちゃうのか…

と、思ったくらいだった。
頭にぼんやりと浮かぶあの人の顔…
やっと…やっと逃げることが出来たのに…


ケコはやがて、意識を失った。


[327]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:32

何か音が聞こえた気がした…

何かひそひそ声が聞こえた気がした…

そのあと何か大きな音と一緒に頭を思いっきり殴られた気がした…


そしてハチ公とシエルが手を差し伸べてくれていた…


その手を取った後の記憶は姫華にはなかった…






放心状態の姫華に弾を撃ったゲン(男子9番)は
姫華の手からスコーピオンを奪った。
こうして最強コンビはプログラム上で最強と思われる武器を手に入れた…


女子3番 姫華
     ・・・・・死亡

【残り11人】


[326]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:31

姫華の努力のおかげか、シエルは手首を切ることをやめ、
前よりも笑うようになった。
そのうち、「好きな人が出来た」と、姫華ら4人に言った。
そして、姫華だけに「サトシ君なの」と教えてくれた。
もちろん、姫華だけが付き合っていることも知っていた…




そんなシエルも死んでしまい、
そして姫華自身がもうマヤたちと会うことが出来ないほど汚れてしまった…
そう考えている姫華は放心状態だった。
その放心状態の頭の中に、なぜかハチ公の顔だけがポツリと浮かんでいた。


[325]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:25

「姫華さん、暇だったら先生くるまで話そうよー」


あ…
この人、さっきハチ公と似た人と話してた…


そう思った姫華は頷いてマヤたちの輪に入った。

ハチ公と間違った子はシエルといった。
話していると落ち着いた感じとか、ますますハチ公に似ていると思った。
そんなことを感じてるうちに、
姫華はシエルやマヤをはじめ、まくら、ふわうさとも仲良くなっていった。


そんなある日、シエルがリストカットをしているのを知った。
そのときにはすでに シエル=ハチ公 という考えはなく、
そのままのシエルが好きだった。
なので、ショックが大きかった…


[324]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:24

その結果、姫華は中学から違う町の方へ引越し、
みんなとは違う中学に通うことにした。


中学はハチ公と一緒に通うはずだったのに…


そう思いながらくぐった門。
そして重かった教室への扉。
その扉の向こうで見つけたのはあのハチ公だった…

「嘘…」

少し近づいて見ると、
ハチ公に似ているだけで、ハチ公じゃなかった。
姫華はショックを受け席に座ろうとしたのだが、
クラスのみんなと話しをしていないのに気づいたのか
マヤ(女子7番)が姫華に話しかけた。


[323]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:23

姫華はいろいろな「もしも」に追われた。



もしも、あのとき一緒に本屋に戻っていれば…

もしも、あのとき横断歩道を渡らずに待っていてもらえば…

もしも、あのとき私がもっと早く戻っていれば…

もしも、あのとき私が財布を忘れなければ…



今じゃもう遅いもしもが姫華を追い詰めた。
小学校6年生の姫華にはそれが普通以上に重く、
ハチ公と過ごした町にいるのはつらかった。
最後には精神的苦痛になってしまった…


[322]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/08/03 09:22

姫華(女子3番)はまた人を殺してしまって後悔した。

もう…マヤやまくら、ふわうさとは会えない…。


姫華には、誰よりも大好きだった親友がいた。
その親友とは幼稚園からの付き合いで、ずっと一緒にいた。

中学、高校、大学、社会人となっても
ずーっと一緒にいると思っていた親友だった。


「姫華ちゃーん。
 今日欲しい本が届いたんだけど、一緒に取りに行ってくれないかな?」

その子、ハチ公(無印小学校女子21番)は、
手を合わせて姫華にお願いしていた。

「んー…
 ちょうど私も欲しい漫画あったからいいよ、行こう!」



2人は買い物を終わらせ、書店を出てきた。
信号待ちをしている最中、姫華が財布を書店のレジに忘れたことに気づいた。

「あー…ごめん!
 取ってくるから、先に信号渡っておいてー」

「いいよー。
 一緒に行くよ?」

「ううん
 ハチ公ちゃん文房具も買うんでしょ?…全文

[321]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/06/13 15:29

その言葉を聞きリクドウは慌てて外へ出た。
レオニスが前を走る…。






走った…
あと少しで抜けるのだろうか?





何かドンという音が聞こえた。
それは2つ分だったので大きく感じたかもしれない。
慌てていた2人は気づかなかった。
後一分で禁止エリアになるそのとなりのエリアは…
すでに禁止エリアだった・・・・


男子15番 リクドウ
男子22番 レオニス
     ・・・・・死亡

【残り12人】



[320]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/06/13 15:29

リクドウ(男子15番)は目を覚ました。
外が明るい…
時計を見ると2回も放送を聞いていない…

全身が汗でぬれていたので
着替えをしようとリクドウはノロノロと立ち上がった。




着替えが終わり、水を飲んでいると扉が開いた。

「リクドウ!!」

そこにいたのはレオニス(男子22番)だ。

「まじかよ…レオニス!」

2人は家が近くで仲がよかった。
リクドウは会えて嬉しくて駆け寄った。

「ここ、外から丸見えだぞ。
 それより急げ、後一分でここが禁止エリアになるんだぞ!!」


[319]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/06/13 15:27



「リクドウ君おめでとう。
 君には記念としてその首輪をあげよう」


え・・・・・
待って、待ってよ!
はずして、はずしてよ!!!!





[318]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/04/24 23:14




「優勝者は、リクドウ!!!」

あの比嘉という男が叫んでいる。
僕は…勝ったのか?
でもいつだ…戦っていない気がする。





[317]パンツパーク◆QoeunprWLM
2017/04/24 23:12

「ひ、姫華さん…
 君にはでも…みしーぷさんを殺せる武器がなかっただろう…?」






「ネクタイ。」






その一言でパンチドライカーは姫華の首下を見た。
学校指定のネクタイがされていない…
忘れたくてはずしたんだろうな…と
気づいたときにはパンチドライカーも全身に弾のシャワーを浴びていた。


女子14番 ラズベリー
男子20番 パンチドライカー
     ・・・・・死亡

【残り14人】


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