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夕方5時のチャイムが聞こえ、ギルガメはたまたま帰る方向が同じであった望南と帰路についている。 二人とも自転車を引いており、カゴには宿題をつめた鞄が揺れている。 綺麗な夕焼けであった。 思えば、"あの日"もこんな素敵な夕方だった気がする。 「銭湯ねぇ…」 「やっぱり記憶にない?」 「うん。なんかあたしの方が自信なくなってきたし。」 そう言うと、望南は笑いながら汗を拭った。 そりゃそうだ。 望南以外の全員が銭湯・ナナシハァハァ・長髪暴君…そして黒幕の存在を主張しているのだから。 「はぁ。まぁ夏休み終わったら全部が明らかになるよ。」と望南。 「だといいけどさぁ…。うぅん…。」 「えぇ?さっきまで『銭湯もナナシハァハァもいる!』とか言ってたのに急に元気なくなっちゃったじゃん。」 「ははは。うん。まぁそっか。夏休み中は悩んでも意味ねぇしな!」 この件についてはしばらくは忘れよう。 ギルガメはそう心掛け、夏休みを満喫することにする。 「忘れる」事が正しいのかどうかはわからないが…。
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