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Nintendo Switchの非公式エミュレーター「yuzu」の即時開発中止が、開発元によって3月5日に発表された。

 「yuzu」は、オープンソースで開発が行なわれていたNintendo Switchの非公式エミュレーター。「yuzu」を使用することで、WindowsなどNintendo Switch以外のプラットフォームでソフトがプレイできるようになっていた。

 2月末には任天堂より著作権侵害などで訴訟を起こされており、今回「yuzu」開発元より正式にプロジェクトの即時中止が発表された。開発元は、任天堂に損害を与えるつもりではなかったものの、「yuzu」が広範な海賊行為を引き起こしていると認め、発売前にソフト情報をリークするような一部ユーザーの行為にはひどく失望した、としている。

 「yuzu」開発元はエミュレーターのコードリポジトリをオフラインにし、Discordサーバー、WEBサイトなどを終了。合わせて、ニンテンドー3DSの非公式エミュレーター「Citra」も同様にサポートを終了すると発表した。加えて、「この行動が海賊行為をなくす小さな一歩となることを願っている」とコメントしている。
 

**Nintendo Switch**の非公式エミュレーターである**「yuzu」**が、米任天堂からの訴訟を受けて**配布および開発を即座に終了**しました。開発元の**Tropic Haze**は、任天堂の訴えを受け入れ、約**3億円(240万ドル)**の支払いに合意したと報じられています***。

「yuzu」は、Nintendo Switchの非公式エミュレーターであり、2018年にニンテンドー3DS向け非公式エミュレーター「Citra」の開発チームによって発表されました。このオープンソースのエミュレーターは無料で提供されており、基本的にはゲームソフトから「吸い出し」したゲームデータを必要とします。ただし、オンライン上では違法な海賊行為が横行している側面もあります*。

米任天堂は「yuzu」の開発元であるTropic Hazeをロードアイランド州の合衆国地方裁判所に提訴しました。その理由は、「yuzu」が海賊版のプレイや不正コピーを防止する技術的保護措置を迂回する点から、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に違反するソフトウェアであると主張されたためです。さらに、「yuzu」の開発・配布が著作権侵害を助長しているとの主張から、Tropic Hazeが著作権侵害行為に対する二次的な責任を負うべきであると訴えられました*。

今回、Tropic Hazeは米任天堂に対し約3億円(240万ドル)を支払うことで和解し、さらに「yuzu」の提供・開発を中止することを発表しています。裁判所の判断を待つ形となりますが、この和解により「yuzu」のエミュレーターは公開停止となりました***。

Tropic Hazeは声明で、海賊行為に反対していた一方で、「yuzu」や「Citra」が海賊行為の温床になっていたことを認めています。今後の展開に注目ですね。***


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