パーティション

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Ext2、Ext3、EXT4、exFAT、FAT32、NTFS


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WindowsでLinuxパーティションを読み書きするには(Ext2Fsd編)

https://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/958ext2fsd.html


ファイルシステムについて|データ復旧
https://www.rescue-center.jp/explanation/filesystem/type.html


ReFS

Microsoft ReFS

2012年9月に公開されたWindowsの次世代ファイルシステムです。
マルチボリューム、コピーオンライト、データ整合性の自動チェックと修復などの数多くの機能が設計段階から盛り込まれており、信頼性と耐障害性がとくに向上しています。

しかしNTFSにあったいくつかの機能がまだ実装されておらず、2018年段階ではまだWindows Server 2012などの業務用OS向けとしての利用に留まっています。Windows8.1、Windows10より古いOSでは対応していません。

APFS

Apple File System APFS

2017年3月に公開されたmacOSおよびiOS向けの次世代ファイルシステムです。
ReFSと同じく、設計段階から数多くの機能が盛り込まれており、信頼性と耐障害性が特に向上しています。
macOSでは10.13(High Sierra)、iOSでは10.3から正式に採用されています。macOS10.12(Sierra)より古いOSでは対応していません。

FAT

FATは歴史が古く、Windowsの前身であるMS-DOSでも使用されていたファイルシステムです。もともとはフロッピーディスク上で使用するためのファイルシステムのため、拡張性に乏しく、最大のファイルサイズやフォルダ内のファイルの数などでさまざまな制限があります。

長いFATの歴史の中で拡張が行われ、制限は次第に緩和されていくことになりました。現在主流になっているのはFAT32ですが、これは、最大でも2TBまでの領域しか扱えず、1ファイルあたりの容量も4GBまでの制限があります。大容量のHDDや長い動画データはこの制限を超えることがあるため、デジカメのメディア向けにexFATが普及し始めています。exFATは実質的に容量の制限がないため、FAT32よりも大きなデータを扱えるようになりました。また、Windowsで使用するHDDはNTFSが主に使用されています。

WindowsとMac OSの両方で使用可能なので、USBメモリなどはFAT32でフォーマットしているとデータのやり取りが容易になります。

NTFS

NTFSはWindowsで用いられるファイルシステムで、NTFSのNTはWindowsのバージョンの名称であるWindows NTからとられています。

FATには備わっていないアクセス制限や、暗号化などの機能が追加されています。

一般家庭向けとしては、Windows XP以降でNTFSに対応し、現在Windowsで使用されるHDDの多くがNTFSでフォーマットされています。それまで主流だったFAT32と比べると、容量の制限が少なく、データ領域も破損しづらいと言われています。

FATとは異なり、基本的にWindows専用のファイルシステムとなっているため、ほかのOSとのデータのやり取りには使用できません。

HFS(HFS+)

HFSはMac OSで使用されているファイルシステムで、「Mac OS標準フォーマット」とも呼ばれています。Mac OS X以降では機能が拡張されて、HFS+になりました。こちらは「Mac OS拡張フォーマット」と日本語では呼ばれています。

基本的にMac専用のフォーマットのため、Windowsとの互換性はなく、HFS+でフォーマットしたハードディスクをWindowsで読むことはできません。

ISO 9660

ISO 9660はCDやDVDなどの光学メディアで使用されるファイルシステムです。もともとはOSのメーカーとは無関係に作られたものなので、特定のOSに依存しないオープンな規格となっています。

ただし、作成されたのが1988年で、当時の基準で定められた規格なのでファイル名などの制限が多く、使いづらいため拡張されていくことになりましたが、マイクロソフトもアップルも独自に拡張したため、使用できる環境が限られています。

マイクロソフトはISO 9660を拡張し、Jolietという独自規格を作成しています。ISO 9660との互換性は保たれていますが、Mac OSでの利用には制限があります。同様に、アップルはApple ISO9660 Extensions を作成しています。こちらはほぼMac OS用の独自規格となっています。

UDF

UDFはユニバーサルディスクフォーマットの略で、ISO9660の後継にあたるファイルシステムです。DVDやBlu-rayディスクで使用されています。

どのOSでも読み込めるように作られたので、ISO9660のようにOSのメーカーによる独自の拡張規格が複数作られることはないですが、いくつかのリビジョンがあり、少しずつ機能が追加されています。最新のリビジョンは2.60で、BD-Rに対応していますが、OSによっては古いリビジョンま でしか対応できないものもあります。
ext/XFS

Linuxでは様々なファイルシステムが使用されていますが、その中でもextとXFSが有名です。

extはextended file systemの略で、Linuxで昔から使用されているファイルシステムです。ext1/ext2/ext3/ext4などのバージョンがあり、様々な機能追加が行われています。現在はext4が主流となっていますが、各バージョンはある程度の互換性が保たれているので、拡張機能を使わない場合はext4のドライブをext3のドライブとして使用することが可能です。

XFSも同様にLinuxで使用されています。extより大規模データの扱いに適していると言われます。

Linuxをお使いの方でなくても、ネットワーク接続型HDD(NAS)をお持ち場合は知らないうちにこれらのファイルシステムを使用していることが多いです。NASの内部ではLinuxが動作しているためです。

WindowsやMacでextやXFSは使用できません。そのため、LinuxベースのNASのハードディスクをパソコンに接続しても中身を読むことはできません。




ext4のパーティションをWindowsで読み書きする方法

https://sourceforge.net/projects/ext2fsd/files/Ext2fsd/

「2020年最新版」Windows 10でEXT4パーティションを変更する
https://jp.easeus.com/partition-manager/how-to-resize-change-ext4-partition.html

https://linuxfan.info/windows-use-ext4




外付けHDDのファイルシステムの種類と違い

https://www.forcemedia.co.jp/support/qa/qnap/007321.html
対応OS  ボリュームの最大サイズ   1つのファイルの最大サイズ 
ext3
Linux

32TB

2TB
ext4
Linux

1EB

16TB
FAT32   
  Windows、Mac  

2TB

4GB
NTFS
Windows

256TB

16TB
HFS+
Mac

8EB

8EB



・NAS専用で外付けHDDを使用する場合、外付けHDDはext3またはext4でのフォーマットをお勧めいたします。
 
・NAS故障時に外付けHDDをWindows OSと接続する場合は、FAT32またはNTFSでのフォーマットをお勧めいたします。
 
・NAS故障時に外付けHDDをMacと接続する場合は、FAT32またはHFS+でのフォーマットをお勧めいたします。
 
※フォーマットするとデータは消去されますのでご注意ください。




【ゼロから解説】Linuxのフォーマットの方法

https://eng-entrance.com/linux-format

Windowsとの違い

ほかにもWindowsで認識できるフォーマットと、Linuxで認識出来るフォーマットには違いがある点を念頭においておこう。

基本的にLinuxでWindowsのフォーマット形式は読み書きできる場合が多いが、LinuxのファイルシステムをWindowsは認識できない。

これはWindows側は業界標準 + Linuxに寄せるとユーザが取られてしまうので、Linuxにあわせる理由がない。

またLinuxで扱うことのできるファイルシステムが多いので、全て対応するのはコスト的にもかさむという点もあるだろう。ちなみにWindowsではNTFS、Linuxではext4もしくはxfsが主流となっている。

それぞれ環境に応じて記憶媒体のフォーマット形式を検討しよう。
主に現在使われるファイルシステム

ext4

現在Linuxのファイルシステムの代表としてext4がある。過去のextファイルシステムと互換性をとりながら、拡張されたファイルシステムである。現代のLinuxではよほど特殊な環境でない限りext4が読み書き、フォーマットが可能となっている。過去のファイルシステムと互換性がありext3までしか読めないシステムでもext4の拡張機能を使用しない場合に限りext3としてマウント読み書きが可能となっている。

ファイルシステムの最大サイズは1EB、ファイルの最大サイズは16TB、ジャーナルなファイルシステムとなっている。

XFS

CentOS7のデフォルトのファイルシステムとなっている。スケーラビリティの面で有利なファイルシステムとなっている。またジャーナリングなファイルシステムである。ファイルシステムの最大が8EB、最大ファイルサイズは8EBとなっており、メモリなどを多く消費する癖があるが、ポテンシャルが高く、全体的にも高いパフォーマンスを発揮するファイルシステムとなっている。
FAT

「File Allocation Table」の略であり、最も古典的なファイルシステムとなっている。ジャーナリングには非対応で障害耐性にとぼしい、ファイルシステムの最大サイズは2GB、最大ファイルサイズ2GBとなっている。利点としてほぼ全てのOSで読み書きが可能となっている。

FAT32

FATの拡張であり最大2TBまでのディスクを管理出来るようになっている。最大ファイルサイズは基本的には2GBでうちどめとなっている。こちらもジャーナルには対応しておらず、障害耐性にとぼしい。

NTFS

現状のWindowsのデフォルトファイルシステムとなっている。ジャーナルに対応しているので障害耐性が向上している。最大ディスクサイズは256TB、最大ファイルサイズは16TB、Windows8以降256TBとなっている。一応にLinuxでも書き込みが可能なファイルシステムとなっているが推奨はできない。あくまでもWindows上のジャーナリングファイルシステムとなっている。


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