我が家の擬人な力レシたち
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ミステリアス猫は、何か甘い匂いがすることに気づいた。
彼と一緒に住んでいる少年がキッチンで何かしているようだ。
キッチンを覗くと、少年が真剣な表情で何かをかき混ぜたり火にかけたりしている。
ミステリアス猫『やあ。何をしているんだい?』
少年がミステリアス猫に笑いかける。
少年「気になる? これはね、"お菓子"を作ってるんだ」
ミステリアス猫『お菓子、か……』
少年「でも、お前にはあげられないよ。ごめんね」
少年は優しい口調ですまなそうに言う。
ミステリアス猫『そうかい。僕は構わないよ』
少年は理由もなく彼に意地悪をするような性格ではない。
きっと何か事情があるのだろう、とミステリアス猫は思った。
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○作者より
1週間ほど前に公開しようとしていたSS。
2〜3回で完結予定の短編です。
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