ある魔法の物語
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ある日。
俺は外でヤーシュカの光の魔法を試していた。
「アレアト・リヒト……」
呪文を唱えながら、杖に魔力を流し込んで、魔法のイメージを心の中で思い描く。
今だ。
一気に魔力を放ちながら杖を振ると、杖の先に光が灯った。
「悪くないな」
側で見ていたあいつが言う。
確かに始まりとしては悪くない。
だけど、冒険に行くまでに一通りの術は使えるようにしておきたい。
まだやることは多いのだ。
俺は気を引き締めた。
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