Linux(リナックス)の概要

Linux(リナックス)

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pc_linux

Linux(リナックス)には種類がある

「Linux」と呼ばれていますが、厳密には2つの部分に分かれています。
区別のために以下のような呼び方がされています。

Linuxカーネル
Linuxディストリビューション

上記をあわせて多くの場合はLinuxと呼ばれています。
それぞれの機能は異なるため、Linuxを正しく把握する場合はしっかりと違いを認識しておく必要があります。

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【Linux入門】Linux(リナックス)とは?
https://programming-study.com/technology/linux-is/

Linuxと聞くと、少し「専門的」「エンジニア用」と思う方もいるかと思いますが、最近ではデスクトップ環境としてLinuxを使用する一般のPCユーザも増えてきたようです。今回は、このLinuxについてご紹介いたします。
Linuxという言葉が指す意味

「Linux」には大きく分けて2つの意味があります。
Linuxカーネル

「Linux」という言葉は、本来の意味ではOSのコア部分となる「カーネル」を指します。このカーネルは、ハードウェアの制御やリソース等の管理を行う核となる部分です。
Linuxディストリビューション

「Fedora」「CentOS」「Ubuntu」といった、「Linuxディストリビューション」自体を指すこともあります。(* Linuxディストリビューションとは?)
「Androidには、Linuxが使われている」と言われることがありますが、この場合の指している意味は「Linuxカーネル」となりますし、「好きなLinuxは何ですか」と聞かれた場合は、「Linuxディストリビューション」を答えなければいけません。一般的には、LinuxディストリビューションのことをLinuxと呼ぶようです。
Linuxの歴史

Linuxの原型であるUNIXが1969年に生まれ、その後のネットワークの発展と共にUNIXは成長していきました。このUNIXは一般の人たちが自由に使えるという状況ではなかったため、不満に思う人もいたようです。
その後、1991年のフィンランドで、当時大学生のリーナスがUNIXっぽい動きをするものを作り始めました。これがLinuxで、世界中の優秀なエンジニアがネット上で共同開発に参加し、その結果、実用に耐えるものとなり、一般のエンジニアにも浸透していきます。
このLinuxという名前は、リーナスの名前であるLinusとUNIXを掛け合わせたものです。Linux(Linuxカーネル)が開発された後に、このLinuxを手軽に扱えるように、Linuxカーネルと、様々なソフトウェアを組み合わせ、すぐに動く状態にしたものを配布する企業や団体が現れました。このすぐに動くように組み合わされたものが、Linuxディストリビューションです。
ちなみにですが、UNIXは発展の過程でいくつかの系統に枝分かれし、現在「UNIX」という単一のOSがあるわけではありません。
以下は、よく使われているUNIXの例です。
・Soralis
・HP-UX
・AIX
・FreeBSD
・OpenBSD
・NetBSD
・OS X
Linuxの特徴

RHELなどの有料Linuxディストリビューションもありますが、多くのLinuxは無料で使用することができます。また、Linuxを狙った攻撃の少なさやLinux自体の構造により、セキュリティ的にも堅牢です。必要なPCスペックも一般的には低く、古くなったPCにLinuxをインストールする、という話もよく耳にします。非常に安定している点も評価されています。
Linuxが使われる用途

幅広い用途で使用されていますが、一番の用途はサーバのOSとして利用されることが多いです。今ではサーバOSとしてLinux以外を選択することのほうが珍しいように思います。レンタルサーバやVPSサービスなども、ほとんどはLinuxです。
また、最近ではデスクトップ環境としてのLinuxを使用する方も増えてきました。特に、デスクトップ環境では「Ubuntu」「Linux Mint」が有名なようです。ほかにも、スーパーコンピュータ用のOSや、特定の目的に特化したもの、Linuxディストリビューションというよりは、Linuxカーネルを使用しているAndroidのような例もあります。



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