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「日が昇ったよ…。」 まくらの呟きが聞こえた。 確かに外は明るくて、鳥の声もした。 しかし、ギルガメには何も入って来ない。 何も考えられなかったのだ。 「行こう。…終わりにしなきゃ。」 リンリーンの声で、ギルガメ・まくら・ハチ公・ゆとりんは資料室を出た。 図工室はさっきのままで、扉は開けっ放しである。 図工室にぱんどら図はなかった。つまり、事務室に置いてあったものが本物だったのだ。 リンリーンは来た時と同様に窓を開ける。 事務室からこっそりぱんどら図を持ち出していたまくらが、それを机に広げた。 「ぱんどらさん、お帰りください。ぱんどらさん、お帰りください。ぱんどらさん、お帰りください。」 抑揚のないまくらの声が図工室に響く。 「これでぱんどらさんは終わり。」とまくら。 「ナナシハァハァと長髪暴君と銭湯はどうするんだよ?」 「もう…無理だよ…」
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