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息を潜めるギルガメとハチ公。 蓋の隙間から影が見える。 ハチ公はギルガメの手をしっかり握り、体を小さくしている。 ギルガメは蓋の隙間から視線を外すことができなかった。 ――蓋を開けられたらヤバイ… "そいつ"が隙間の前を通る。 逆光で外見はよく見えない。 『…黒さんじゃないな…』 体が小さい。 となると…ナナシハァハァ(災)…。 ギルガメは"そいつ"がナナシハァハァ(災)であることを悟った。 が、ハチ公には知らせない。 ハチ公はナナシハァハァ(災)を心底心配しているし、騒がれても困るからである。 ここはナナシハァハァ(災)が給食室を出ていくのを待ったほうがいい。 ――ズリッ…ズリッ…ズリッ… ナナシハァハァ(災)はしばらく給食室をうろついていた。
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